「サイレントテロ」と幸福
サイレントテロリストの所長です。
サイレントテロ とは
「サイレントテロ」という言葉は、巨大掲示板2chで13,4年ほど前にできた言葉だそうです。
去年あたりからまた「サイレントテロ」という言葉をネットで見かけるようになりました。
サイレントテロの目的
大まかな目的は大企業の製品を買わず、経済や国策に協力しない姿勢を示すようです。
- 新聞・テレビは見ない。
- 本は買わず、図書館で見る。
- 病気にかからない。
- いくら金に余裕があっても、嗜好品は買わない。
- 結婚しないし、子供も作らない。
「消費十か条」が存在
サイレントテロの中では、「消費十か条」があります。
これは、電通の「戦略十訓」を逆にしたものです。
電通「戦略十訓」 | 消費十か条 |
もっと使わせろ | 必要なときにだけ使え |
捨てさせろ | 大切にしろ、捨てるな |
無駄使いさせろ | 無駄使いをやめろ |
季節を忘れさせろ | 季節感を楽しもう |
贈り物をさせろ | 贈り物などするな |
組み合わせで買わせろ | 必要なものだけ単体で買え |
きっかけを投じろ | 最小限の消費ですら、計画を持ってあたれ |
流行遅れにさせろ | 流行?何それw |
気安く買わせろ | 無駄買いするな、よく考えろ |
混乱をつくり出せ | 混乱は観察するものだ、巻き込まれるな |
サイレントテロとストライキは似ている
サイレントテロリストは、就職氷河期以降の若者世代が多いようです。
彼、彼女たちは涙ぐましい努力をしてきましたが、長時間労働・サビ残・セクハラ・パワハラ・アルハラなどにより、努力した分の対価をもらえていません。
しかも、最近の若者はとか批判されます。
日本企業に対しては、嫌悪感しか持っていないでしょう。
金銭的・物質的幸福から非金銭的・非物質的幸福への転換
これから日本はどんどんと衰退していきます。
老後2,000万円問題どころか、老後5,000万円問題とか言い始めてもおかしくありません。
工業立国とかいう人もいますが、日本のGDPの7割はサービス業で生み出されます。
まったくもって工業立国ではありません。
日本という国は完全に成熟しきってしまい、少子高齢化も相まって、長い長い下り坂を降りていかなくてはなりません。
お金は大事です。いや、お金に含まれる「価値」が大事です。
日本円だっていつ「価値」が暴落するかはわかりません。
貯蓄・分散投資が重要だと叫ばれているのはこのためです。
非金銭的・非物質的幸福とは
金銭的・物質的幸福の誘惑で世の中は溢れています。
TVのCMやネット広告を見て、Amazonや楽天でポチポチするなどです。
これからの衰退の世の中では、お金をいかに死守するかが重要となります。
お金を使うことや、ブランド物を身につけることで幸福感を得る時代は終了したのです。
非金銭的・非物質的幸福の例
- 絵を書く
- 楽器を演奏する
- 散歩をして四季を楽しむ
- 自転車で風を楽しむ
特に楽器演奏や絵を書くことは、それなりのレベルに達するには膨大な時間がかかります。
未経験からそれなりのレベルまで達するに1万時間かかるとか言われる世界です。
ですので、個人的には絵を書くことや楽器演奏をおすすめします。
ちなみに所長は、楽器演奏が趣味になっています。
楽譜は無料でダウンロードできるものも多く、電子楽器であればお金はかかりません。
まとめ
- 「サイレントテロ」とは極力消費活動をしないこと
- 金を使わせようとする奴らから金を守れ
- 非金銭的・非物質的な幸福を追求することが大切
所長からは以上です。
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