【投資信託】「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」が気になったので調べてみたが、結局8資産均等が最強じゃね?ってなった
不動産(REIT)の投資信託について調べ回っていた所長です。
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」が気になっています。
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」とは
信託報酬最安を目指し続ける「eMAXIS Slim」シリーズの先進国不動産へ分散投資する投資信託です。
先進国不動産へ投資する投資信託の中では信託報酬が最安の投資信託です。
信託報酬は年率0.22%以内です。
投資対象のファンド
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」の投資対象は「S&P先進国REITインデックス(除く日本、配当込み、円換算ベース)」になります。
この投資信託では先進国ではありますが日本は対象外です。
日本の不動産へ分散投資したい方は「eMAXIS Slim 国内リートインデックス」を買ってください。
主な投資対象の国々は以下の通りです。(上位10カ国)
- アメリカ
- オーストラリア
- イギリス
- シンガポール
- カナダ
- 香港
- フランス
- ベルギー
- オランダ
- スペイン
運用実績
2021年08月16日現在の価格で11,327円です。
コロナショック前が10,500円だったので、ちょうどコロナショックから回復しきったところのようです。

調べた結果あまり魅力的に見えなくなった
不動産(REIT)系の投資信託はリターンが大きく、年率10%を超えることも珍しくありません。
モーニングスター調べの「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」のリターンは以下の通りです。

年率10%を超える投資信託というのはとても魅力的ですが、もちろんデメリットもあります。
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」のデメリット
不動産(REIT)系の投資信託にはいくつかのデメリットがあります。
積立NISAで購入できない
この投資信託は積立NISAで投資できる投資信託には含まれないため、積立NISAでの投資ができません。
もしこの投資信託へ積立投資するのであれば、一般口座か特定口座を使って購入していくことになります。
一般口座や特定口座での購入のため、売却利益が出れば当然課税対象となります。
経済危機の影響が直撃する
コロナショックなど観光産業などに直撃する危機が発生した場合、大幅に値下がりする可能性があります。
今回のコロナショックでは、半値近くまで値を下げました。
タイミングによっては資産額が半値近くまで下がる可能性があることを肝に銘じて購入していく必要があります。
不動産(REIT)投資信託は手数料が高い
不動産(REIT)の投資信託は他の資産クラスと比べると手数料が高いです。
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」は年率0.22%以下と先進国不動産の投資信託の中では最安です。
しかし、他のeMAXIS Slimシリーズの中では一番高い手数料となっています。
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」は買わない選択をした最大の理由
「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」を買わないという選択をした最大の理由があります。
それは、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の先進国リートの投資対象と全く同じだからです。
私、所長は「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」を愛していると言っても過言ではありません。
8資産均等型の先進国リートと同じところに投資しているのであれば、積立NISA以外で運用益から税金を払ってまでポートフォリオへ組み込む程の魅力を感じません。
また、「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の手数料は年率0.154%以内と激安の部類です。
この激安手数料で国内外の不動産(REIT)もポートフォリオに含めることができるのはお買い得です。
8資産均等型の先進国リートとは別の指数へ投資しているのであれば積立てる価値を感じたかもしれません。
まとめ
- 「eMAXIS Slim 先進国リートインデックス」は年率10%超えと運用実績は素晴らしい
- コロナショックなどの危機では半値近くまで下がる可能性がある
- 積立NISAでは購入できない銘柄
- 「eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)」の先進国リートと同じところに投資している
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