「楽天レバレッジNASDAQ100」爆誕
レバレッジ否定派の所長です。
レバレッジNASDAQ100の投資信託といえば「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が有名ですが、ついに楽天からもレバレッジNASDAQ100投資信託が誕生するようです。
楽天レバレッジNASDAQ100の特徴
「楽天レバレッジNASDAQ100」は、1日あたりの値動きが「ナスダック100指数」の値動きに対して概ね2倍を目指す投資信託です。
信託報酬は税込0.77%です。
競合の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」が税込0.99%ですので、これからは「楽天レバレッジNASDAQ100」を買ったほうが経費が安く済むということになります。
競合の「iFreeレバレッジ NASDAQ100」も信託報酬を下げてくる可能性もあるので、要観察です。
「楽天レバレッジNASDAQ100」もレバレッジ型投資信託です。
レバレッジ型投資信託の注意点は以下の記事でも説明しています。
「楽天レバレッジNASDAQ100」も「iFreeレバレッジ NASDAQ100」も為替ヘッジありです。
分配金も「iFreeレバレッジ NASDAQ100」と同じように、おそらく無しでは無いかと思われます。
「iFreeレバレッジ NASDAQ100」はどの証券会社でも購入できますが、「楽天レバレッジNASDAQ100」は楽天証券でしか購入できない可能性があります。
他の証券会社で購入できるかは今の所不明です。
今回発表された「楽天レバレッジNASDAQ100」の情報は政府系の電子開示システムから閲覧することができます。

ナスダック100指数とは
ナスダックとは、アメリカのベンチャー企業向けの株式市場の一つです。
日本でいうと「JASDAQ」市場と同じような感じです。
そのナスダック上場企業のうち、金融業以外の時価総額が高い代表的な100社をまとめた指数が「NASDAQ100指数」になります。
時代の最先端企業が集まっていることもあり、S&P500を追い抜き過去10年で7倍にまで上昇して話題になりました。

結論
「楽天レバレッジNASDAQ100」は「iFreeレバレッジ NASDAQ100」と同じようにナスダック100指数の値動きの2倍を目指す投資信託です。
発表時点では「楽天レバレッジNASDAQ100」の信託報酬が「iFreeレバレッジ NASDAQ100」と比べて約0.2%安くなっている。
長期的にレバレッジNASDAQ100を購入していくのであれば、信託報酬がより安い「楽天レバレッジNASDAQ100」へ乗り換えるのはアリと考えられます。
「楽天レバレッジNASDAQ100」は名前の通り「レバレッジ型投資信託」です。
価格が上昇している場面では利益が大きくなるが、横ばいのレンジ相場や下落の場面では驚くほど下がります。
じっくり腰を据えて投資していきたい人や、評価損益がマイナスになることに慣れていない初心者にはおすすめできません。
まとめ
- 「楽天レバレッジNASDAQ100」は「iFreeレバレッジ NASDAQ100」より約0.2%信託報酬が安い
- 「楽天レバレッジNASDAQ100」と「iFreeレバレッジ NASDAQ100」の運用方針はほぼ同じ
- レバレッジ型投資信託のため、横ばいのレンジ相場や下落の場面では驚くほど価格が下がる
- じっくり腰を据えて投資したい人、評価損益がマイナスになることに慣れない初心者にはおすすめしない
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