経営セーフティー共済に加入しました
所長の天敵、金利・税金・手数料。
どうも所長です。
中小企業倒産防止共済(経営セーフティー共済)に加入したので、用意した書類とかそんな話です。
中小企業倒産防止共済(経営セーフティー共済)とは
倒産防止共済とは、取引先が倒産したときに連鎖倒産を防ぐ目的とした共済制度です。
1年以上事業を行っている中小企業と個人事業主で、一定の要件を満たす場合加入できます。
支援内容
加入後6ヶ月が経過して取引先が倒産して、売掛金が回収できない金額と積み立てた掛け金の10倍に相当する金額のいずれか少ない方の貸付を受けることができます。
借り入れは無担保で借りることができます。
加入条件

掛け金
掛け金は、月額5,000円~20万円の範囲以内で5,000円刻みで設定することができます。
加入後、掛け金を変更することも可能です。
節税効果
掛け金は全額経費にすることができます。
最大で年240万円を経費に算入することができます。
ただし、解約して積み立てた金額を受け取ると、売上と同じように課税対象になるので、解約時期は注意しましょう。
セーフティ共済のデメリット
起業1年目の方は申し込むことができません。
継続して事業を行っているかが重要のため、1年目の人は申し込みできないようです。
12ヶ月未満は掛け金が戻ってこない
12ヶ月未満で解約した場合、積み立てた掛け金が戻ってきません。
掛け捨てになってしまいます。
解約時に全額戻ってくるまでには40ヶ月以上収め続ける必要があります。
実際に申し込みした
実際に銀行で申し込みしてきました。
用意するもの
用意した書類は以下の通り。
- 中小企業倒産防止共済 契約申込書
- 納税証明書(その1) (税務署から取り寄せ)
- 確定申告書類一式(申告書Bや青色決算報告書など)
- 青色申告承認申請書控え
- 事業開始等申告書控え
- 開業廃業等届出書控え
中小企業倒産防止共済の申込書
中小企業倒産防止共済の申込書は公式サイトの資料請求ページから申し込みましょう。
https://www.smrj.go.jp/kyosai/tkyosai/entry/request/index.html
納税証明書(その1)
納税証明書は、e-Taxで請求して郵送してもらうか、郵送で請求して返送してもらうかになります。
オンラインのe-Taxで請求するのが一番安いです。
私もe-Taxで請求しました。
https://www.nta.go.jp/taxes/nozei/nozei-shomei/01.htm
銀行での手続き
書類一式と印鑑を持って、銀行へ。
来店予約が必要な銀行は予約しましょう。
取り扱いは法人窓口になります。
窓口では、書類の捺印漏れの確認と書類不備が無いことの確認して終わりです。
本部なのか中小機構なのかわからないが、書類確認をオンラインでしているっぽく結構待つ。
読書でもしてましょう。そのうち呼ばれます。
書類に問題がなければ、申し込み完了です。
契約締結証書の到着
銀行での手続きから2ヶ月後くらいに、契約締結証書が届きました。
結構時間がかかったのは、多分コロナのせい。
とりあえず、ちゃんと申し込まれましたってことです。
簡易書留で届きます。
私の初回引き落としは3ヶ月分らしいです。
銀行で手続きしたときから有効なので、3ヶ月分です。
掛け金設定
掛け金の設定は悩みました。
40ヶ月は解約もできないし、支払いを止めることもできません。
満額返ってこないからです。
無理ない程度の掛け金設定が必要となります。
私は月1万円に設定しました。
まとめ
節税と貯蓄を兼ねて、中小企業倒産防止共済(経営セーフティー共済)に加入しました。
所長からは以上です。
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